大腰筋を緩める方法

腸腰筋

そんな時は大抵身体の前にある筋肉が固くなっていることが多いです。
一番先に思い浮かぶ重要な筋肉は「大腰筋」です。
大腰筋は体幹と下肢を繋げてくれている重要な筋肉です。姿勢を保つ筋肉で腹部の奥の深いところにあるので表面から揉むことはなかなか難しい筋肉です。
全身のバランスをとる作用もあるため、まさに全身の痛みに関与していると言えます。

大腰筋はおなかの奥にあるインナーマッスルですが

おへそから指3~4本分(の幅)横から奥へ押し込むと間接的に触診が可能です。

大腰筋押圧

簡単なセルフケアとしては

①仰向けに寝て、両膝を立ててゆっくりと息を吐きながら自分の四指を上記部位に差し込みます。

②痛みを感じたら押し込むのを止め深呼吸を繰り返しながらゆっくりと自分の四指を振動させ、徐々に深く入るようにしていきます。

この繰り返しで少しずつ楽になっていきます。

 

もしもベットやソファなどがある場合は

①片側の脚をベットから落として深呼吸

②大腰筋の部位、おへその横 指3~4本分(の幅)の部分を垂直に奥へ軽く押し込み深呼吸を繰り返す。

③鼠径部の中央部分(ここは大腰筋が一番表層にある部分です)に軽く指を置いて振動させたり軽くさするようにする

強く行う必要はありませんが、大腰筋が固くなっているとおへその横部分に指を押し込むと痛く感じるかもしれません。

呼吸を吐き切った時が筋肉が緩むタイミングです。やってみてください。

大腰筋のつながり鼠径部

フィジカルメンテ癒楽